ALFA164は登場以来およそ10年間、アルファロメオのフラッグシップモデルとしての重責を果たし、1998年に生産を終了した。その後は系譜上の後継車たるALFA166にバトンを渡すこととなる。この 約10年間という期間においてはセールスも概ね堅調で、生産終了の時点でアルファロメオ史上最多量販車種であった事実はあまり知られていない。同時期に日本ではDTMイメージで好評を博したALFA155も、欧州のセールスはパッとしなかった事を考えれば、ALFA164無しには現在のアルファロメオは存在し得なかったと言っても過言では無かろう。最多量販車種という称号は現在もセールスを伸ばしているALFA156に譲るとしても、アルファロメオのベルリーナ(セダン)の歴史においてALFA164の果たした役割は決して小さくない。我々アルファ164オーナーズクラブはALFA164をこよなく愛し、維持し、走ることでこの名車の存在を世にアピールしていきたいと思う。時の流れに抗えなくなる日はやがて訪れるであろうが、その日まで我々はこの名車に対して畏敬の念と親愛の情を捧げ続けていくことであろう。